もうそろそろ、年齢の10の位がひとつあがります。
当然ですが、前回「10の位がひとつ上がった」のは約10年前。
10年間にあったいろんなことを振り返っていたら、人生を10年ずつにわけて振り返ってみたくなりました。
10歳までは、必死に生きていた
10歳までは、とにかく必死に生きてたなあ、と思います。
体力がなかったので、苦労していました。
みんなと一緒に学校に行って、体育もやって、それでいっぱいいっぱいでした。
10歳から19歳までは、才能が爆発していた
10歳から19歳までは、才能が爆発した時期です。やりたいことしかやっていませんでした。ピアノと数学。
10歳になってすぐ、小学校5年の4月に、市の一斉テストで学年最高点を取りました。
塾にも行かずに、凡凡な生活を送っていた自分にとっては大きなことでした。
そのあとは、新しいことを覚えるのが楽しくて勉強して、中学受験をこなしました。
中学に入って、9月になぜか数学にはまって、そこからはずっと数学をやっていました。
作戦を立てて大学受験をこなすのも楽しかったです。
20歳になった瞬間も数学をやっていました。
20歳から29歳までは、停滞からの回復期。
20歳から29歳までは、停滞の時期。
自分をむちゃくちゃに頑張らせていて、周囲の期待に応えたくて、それで、崩れました。
学校へ行けなくて、社会から落ちこぼれて、自己肯定感がぐちゃぐちゃになって、かっこいいサラリーマンになる夢は千切れた。
それとともに、自分のことに気づいて、「それでも自分がどうしても成し遂げたい核の部分」を見つけた時期でもあります。
ぼくがFTMと気づいたのも、ADHDの診断がおりたのも、聴覚過敏という言葉を知ったのも、HSPという言葉を知ったのも、20代のこと。たまごがかゆいのも、チョコレートがかゆいのも。(たまごがかゆいって思い始めたのは高校生かも)
そんなかんじで、「今、この自分に何ができるか」「何ならできるか」を探し求めてきたのが20代。
苦しかったし悔しいこともいっぱいあった。あったけど、なかった方がよかったとは思わない。これがあってこその自分だから。これがない自分は成り立たない。
ただ、もう一度やれるかというと……やれないね。笑
ぼくが倒れた日を、あんなにはっきり覚えていたはずなのに、今ふと思い出そうとすると、思い出せないのです。
6月4日だったはずだけど、6月3日かもしれない。
忘れられるはずがないと思っていた記憶も、薄まっていくのです。
ぼくの辛かった記憶も、こうして少しずつ過去のものになっていくのだなあ。
30代、何も決まっていないけど、ブログは変わらず育てていこう
そして30代ーー何も決めてないけど、ブログは育てたいねーー。すくすくボンバー!!
もうすぐまる2年になりますからね。
「一番得意なもの」の変移
10歳の日に、一番得意なことを聞いたら…なんて答えたかな。ずっと習っていたから、ピアノかな。
でも客観的に見ると、君は平均台が一番うまかったよ。
20歳の日は、なんて言ったかな。数学への思い、みたいなことを答えたんじゃないだろうか。
30歳になる日に、一番得意なことは、なんだろうね。「スタートとゴールがあったら、それを繋ぐ線を誰より早く引ける」かな。
自分の資質の見極めが、よりシンプルに、より鋭くなったかなと感じます。
まとめ
これからもどうぞよろしくね