飲む日焼け止めは効果がないとか、SPFは1.5だとか2にも満たないとか言われているようです。
それでも、僕は今後も飲む日焼け止めを飲み続けます。
その理由を書きます。
ちなみに、飲む日焼け止めを有効成分のコスパだけでランク付けしてみたのでよかったら見てください。
>> 飲む日焼け止め26種を有効成分のコスパ比較ランキング!フェーンブロック編
>> 飲む日焼け止め26種を有効成分のコスパ比較ランキング!ニュートロックスサン編
効果がないとかSPFが1.5~2ってどういうこと?
効果があると実証された論文をもとに書かれた記事
>> 1.飲む日焼け止めの効果は期待できない
>> 2.SPFから見ると、飲む日焼け止めの効果はほぼない
を見ると、SPFが1.5くらいであることは納得できます。
飲む日焼け止めを販売しているサイトでも、塗る日焼け止めとの併用が勧められているのを頻繁に目にします。
理由1 塗り忘れた箇所にも効いてくれるから
最大の理由が「塗り忘れた箇所にも効いてくれるから」です。
耳の後ろ、首も一周、二の腕の裏っ側など、毎日全面には塗れていないと思います。
もちろん、塗る日焼け止めのほうが効果はありますが、飲む日焼け止めが無いよりあったほうが良いです。
飲んでおけば全身どこにでも効いてくれるのが、飲む日焼け止めのありがたいところです。
理由2 塗りムラがないから
東京都健康安全センターの上手に選ぼう 日焼け止め化粧品にも記載されていますが、日焼け止めのSPFやPAの値は、1平方センチメートルあたり2mgを均一に塗ったときの効果を測定して求めています。
実際に1平方センチメートルあたり2mgを塗るとかなりべたべたになります。
市販の日焼け止めをごく普通に塗り伸ばすと、2㎎よりもっと少なくなります。
また、指で伸ばしているので塗りムラがあります。
そのため、実際にはかなり薄くしか塗られていないところがあるはずです。
その部分は、日焼け止めに記載されているSPF値やPA値ぶんの効果は得られていません。
しかし、飲む日焼け止めは塗りムラがありません。
塗りムラのためにかなり薄く塗られているところにも、飲む日焼け止めが効いてくれるのではないかなと思っています。
理由3 汗で流れないから
塗る日焼け止めは汗で流れます。
また、汗をかいてタオルで拭ったり、服などに擦れるとだんだん取れていきます。
いつも2~3時間ごとに塗りなおせるわけではないので、飲む日焼け止めは重宝します。
理由4 塗る時間がないときの保険
僕はADHDです。そのため、外出前はたいていドタバタしています。
飲む日焼け止めは朝の薬とともにルーティンで飲んでいるため、日焼け止めを塗る時間がなくても飲む日焼け止めの効果で日焼けがマシになるのでは、と思っています。
理由5 都会で生活するならSPF2でも十分だから
「SPFが2」の意味は、「普通は紫外線に当たり始めてから約20分で皮膚が赤くなるが、それを2倍に伸ばすことができる」の意味です。
都会で生活していたら、30~40分以上日光に当たり続ける日はそうそうありません。
朝家を出てから駅にたどり着くまで5分、会社の最寄り駅から会社まで5分、昼休みに10分、帰り道は日没後、という感じの人も多いのではないでしょうか。
紫外線が強いとされる10時~14時の間に30~40分も外にいたら、熱中症のほうが危険度が高い気すらします。
(こう考えてくると、塗りムラを考慮しても日常生活ではSPF50+の日焼け止めは要らないと改めて感じますね。)
まとめ
- 塗りムラ
- 塗りそびれ
- 汗で流れる
などの塗る日焼け止めのデメリットを補う意味で、飲む日焼け止めを飲むことに意味があると考えます。