ADHDが判明してから約3年、2016年の4月からストラテラの服用を始めました。
それからほぼ変わらず、毎朝40mg×3錠の服用を続けてきました。
副作用には入眠障害・便秘・ドライマウス・発汗などがあります。
その中でも今日はドライマウスによる弊害とその対策を書きます。
ドライマウス以外の副作用と対策を書いた記事(ドライマウスの対策については内容が一部重複しています)
>> ADHD薬ストラテラを3年飲んで実際に感じる副作用いろいろ!
口内環境がすこぶる悪くなる
虫歯がとても増えました。25歳くらいまで虫歯は2本くらいでしたが、そのあと3年で10本ちかくが虫歯になりました。
唾液はミュータンス菌の繁殖を抑える効果があるためです。
歯を普通に磨いているのに、年3回の検診のたびに虫歯があると言われます。
これは、食後のキシリトールガムやフッ素入り歯磨き粉で対策しています。
キシリトールガムは、「甘味料として100%キシリトール使用」のものがおすすめ。
キシリトールを定期的に摂り続けると、口の中のミュータンス菌が弱体化されるそうです。
食事が以前より楽しめなくなり飲み込むゲームに
唾液が少なくなると、咀嚼が下手になります。噛むときの効率が下がるからです。
すると、他の人よりも飲み込むのに時間がかかり、食事の時間も周りより遅れます。
健康の本やダイエット本で「よく味わって」と言われますが、唾液がないと味覚もぼやけます。
食べ物を舌に乗せて味を感じようとしても、イマイチ感じられないのです。
白米はもっと甘かった気がします。
人に遅れないようにと、「飲み込める大きさまで噛んで、あとは飲み込む」みたいな食べ方になります。
食前に唾液腺マッサージをすると改善されるらしいので、目下とりくんでいます。
口臭が気になる
口の中が乾燥すると、雑菌が繁殖しやすくなります。
そのため、口臭が気になるようになりました。
歯ブラシだけではなく、フロス(小林製薬の糸ようじが便利)や舌苔を掃除したり、こまめに口に水を含むようにしています。
口の中をやたら噛む。それが口内炎になる。
ドライマウスでなくても、口の中を噛んだことがある人は多いと思います。
口の中を噛むと、痛いだけでなく、とても悲しい気持ちになります。
ドライマウスになってから、口の中を噛む頻度が増えました。
昨日は1日で5回以上噛んだので、泣きたかったです。
これも、食前の唾液腺マッサージや、スープなど水分の多いものを食べることでマシになります
多少しゃべりにくい
口の中がペタペタくっつくので(とくに口の内側と歯がくっつく)話しにくいです。
それでもストラテラを飲み続ける理由
できないことができるようになるからです。
朝起きて、人との待ち合わせの時間に(多少遅刻しても)行くことができて、夜に寝れるようになるからです。
偏見や捉われではなく、自分にとって「生きる」とはそういうことだからです。
自分にオーケーを出せるからです。
「自分にオーケーを出せる」より大切なことって、そうそうありません。