遅刻と無くし物の天才。
ADHD、ウェルスダイナミクスではクリエイター。(※クリエイターが皆ADHDなわけではない)
予定は把握できないので人に代わりに覚えてもらう、遅刻の言い訳のレパートリーだけは多い。
「どうしてこんなになるまで放っておいたのか」な私がタスク管理と出会っていくドキュメンタリー。
外出時を例に、以前の酷さを記す
タスク管理を知らなかった私が最も苦手だったのが、「時間通りに家を出ること」でした。
家を出るべき時刻の30分前
そろそろ出かける時間だなと思いながら読書。
ちなみに、パジャマ+髪ボサ+ノーメイク+持ち物揃えてない。
あと30分しかないけど、準備は25分くらいで出来る気がするし、本がいいところ。読み終わってから支度しよう~。
家を出るべき時刻の20分前
本を読み終わる。予定より長くかかっちゃったー。
さて着替えよう。何着ようかな~そういえば今日何度なんだろ。LINEお天気見ようっと~おっと友達からLINE来てる。返信しちゃおう。
家を出るべき時刻の15分前
返信したLINEに既読がすぐついて、そのまま何往復かやりとり。
そろそろ着るもの決めなくちゃ~。
(このあたりから時計を見るのが怖いのであまり見なくなる)
クローゼットから服を出して着てみる。イマイチなので脱ぎ捨てて別の服を出してまた着るなどする。
家を出るべき時刻の10分前(怖いので時計は見ていない)
時計を見ていないため、具体的な時間は分からないが「そろそろ出かけなきゃ」という気持ちだけはある。
「どれくらい急ぐべきか」とかは全く分からない。
なんとなく、「あと5分で着替えてあと5分でメイクとかしたらイケそう」と思っている。
家を出るべき時刻の5分前
着替えて鏡の前へ。
想像より肌荒れしていて焦る。
ニキビを隠すやつ(コンシーラー)が昨日出かけたときに持って行ったポーチに入っているのを思い出す。
昨日出かけたときのバッグは……、あっ玄関に置きっぱなしだ!
コンシーラーを持って鏡の前に戻る。
メイクがうまく乗らない。とりあえず眉毛描こう(焦っているのでうまく描けない)
家を出るべき時刻ちょうど
メイク終わった! さて鞄を持って出かけるぞ! 今日はどの鞄で行けばいいんだっけ。
空き時間があるからPC持っていこう! ということはリュックに入らないから…
急がなきゃ! やばいやばい!
家を出るべき時刻の3分後
荷物はこれでいいや! とりあえずもう家を出なきゃ!
靴をはいて、あれっ鍵どこいった?! 鍵がないと家を出られない!
(鞄を2つ開けて荷物を全て出すが、見つからない。机の上にもない。あっちこっち探した挙句、ベッドの布団の下から見つかる。10分遅れで家を出る。)
どうしてこんなになるまで放っておいたのか
諦めていたからです。
一生、計画的な行動はできなくてもいい、と思っていました。
苦手だということは分かっていたし、私は他のことに適性があると思っていたからです。
予定も何かの締め切りも、他人に頼りきっていました。
次回予告
こんな状態の私がタスク管理に手を出してしまう…?!