突拍子も無いタイトルで始めました。
あなたは、うつ病になったことはありますか?
私は、10年間近くうつ病と闘っていました!(治ったよ!)
その経験から、「うつの状態」までいかなくとも、自分が「セロトニンが足りない状態」であるときに気づくことができるようになりました。
セロトニンの解説と、「セロトニンが足りない状態」は、こんなかんじ。
幸福感を高めるセロトニン!医学博士がわかりやすく解説(基本編)
https://www.life-rhythm.net/happy-hormone-serotonin1/
セロトニンが不足している状態は、とっても「うつ病になりやすい状態」です。
それでね、こうなったら私が必ずやることがあります。
簡単に言うと、自分の身体にセロトニンを作ってもらうということ!
今日はそのお話。
1. セロトニンの材料を摂る
セロトニンは、トリプトファン(必須アミノ酸)から作られます。
また、ビタミンB6がその作業のお手伝いをしてくれます。
1-1.トリプトファンを摂る
必須アミノ酸なので、食べます。
トリプトファンを多く含む食べ物はこんなかんじ。
- 牛乳、チーズ、ヨーグルトなど乳製品
- 大豆、納豆、豆腐などの豆・豆製品
- 肉・魚
- アーモンドなどナッツ類
- バナナ
アミノ酸なので、”タンパク質を摂る”と覚えておくといいかもしれません。
トリプトファンのサプリメントもあります。
アミノ酸のサプリメントではなく、トリプトファンのサプリメントを摂ることをおすすめします。(理由はちょっと難しい話になるのですがこのへんに書いてあります→食事による脳内セロトニンの増やし方)
1-2.ビタミンB6を摂る
魚や肉に多く含まれます。
詳しくはこのへんにでています→ビタミンB6の多い食品・食べ物と含有量一覧
私は、元気がないときに魚や肉は食べられないので、サプリメントを常備しています。
2.太陽光にあたる。できれば朝イチで。
網膜に太陽光がとどくことで、セロトニンをつくる神経が活性化します。
また、朝に太陽光を浴びることで、夜しっかり眠くなります。
(メラトニンというホルモンの働き)
睡眠については、菅原洋平さんの「すぐやる!」が詳しいです。
3.歩く
セロトニンは、身体にリズミカルな運動を与えてやると、よく生成されるようになります。
歩くことがいちばんですが、音楽に合わせて手を叩くでも、ダンスでも、なんでもいいです。
(正しいことかは分かりませんが、運動しすぎると筋肉の回復にアミノ酸が使われてしまう気がするので、あまり激しい運動はしないようにしています。)
「ものをよく噛んで食べる」なんていうのもリズム運動のひとつらしいです。
4.色々サボる
こういうときに「自分はサボっているだけじゃないか」「もっとがんばれるんじゃないか」とか思って休めない人が、どんどん辛い状態になっていくのを見ていますので、あえて言います。
サボってください。
頑張らないでください。
「休める範囲で休む」とかではなく、「サボって」OKです。
学校や仕事を仮病で休んでも大丈夫です。
たいていのことは、なんとかなります。
あなたが病気になっちゃうことのほうがよっぽど重大です。
5.これが自力でできないときは
1~4と書いてきましたが、5がいちばん言いたいことです。
たとえば「たんぱく質を摂らなきゃと思うんだけど、身体が重すぎて近所のコンビニにも行けない」とか。
「太陽光に当たるためにウォーキングに出たいのに、身体が重すぎて準備に時間がかかり日没してしまう」とか。
先に書いた1-4が自力でできなくなったときは、人に頼ってください。
友達にチーズと豆乳を買ってきてもらってもOK。
一人暮らしの人は、一番いいのは実家に帰ることです。実家がストレスの原因になっているなら、友達に泊めてもらうとか。
人に頼って、甘えてください。
6.長引くなら医者へ
2週間以上続くようなら、病院に行ってください。
まとめ
- セロトニンが不足したら、身体に作ってもらおう
- 困ったときは人に頼ろう
- ちゃんとサボろう