筆記具愛好家のかおるん ( @kahoblog ) です。
手帳用にUEFの万年筆が欲しいと思っているので、超極細の国産万年筆を片っ端から挙げてみました。
プラチナ万年筆には超極細(UEF)という字幅の商品があり、
セーラー万年筆とPILOTにはそれぞれEFより細いとされるペン先があったので、それを挙げました。
だいたい値段順になっています。
プラチナ万年筆 #3776 CENTURY
まずは、最も手軽な定価13000円のものから。
最近リニューアル (値上がり、いや原価高騰は仕方ないよね) しましたね。
それでも13000円。安さはこの記事の中で断トツです。
(ブラック、シャルトルブルー、ブルゴーニュ あたりは、以前の型の超極細がまだAmazonにあるようです。)
これから挙げていく万年筆は、色が黒のみとか黒赤からしか選べないものばかりですが、こちらは5色から選ぶことができます。
万年筆を購入していくと、軸の色は黒・赤・青などが多くなるので、そのほかのいろが選べるのは魅力的。
セーラー万年筆 細美研ぎ万年筆
調べていて最も興味をひかれたのがこれです。
筆跡を比べる画像をいくつか見つけたのですが、これが最も細かったです。
公式サイトによると、ペン先は0.1mm以下で、『顕微鏡・投影機を駆使しながらの大胆かつ繊細な手作業で創り出され』るそうです!
それなのに定価は21600円で、思ったより手ごろです。
細かい手作業や職人の手仕事、熟練のわざが大好物なので、これはとても気になります。
PILOT カスタムヘリテイジ912 PO
PILOTのペン先、PO(ポスティング)を紹介しておきます。
公式サイトによると、『ペン先を下向きにした硬めの極細字
ペンの開きが少ないため帳簿などで、小さな数字や文字を書かれる方に』とのこと。
ヘリテイジ912のペン先は14K10号。これは、下のカスタム742と同じ大きさです。
定価もどちらも20000円。
持ちやすさ、見た目の好み、ペン先の色などで選んでよいと思います。
ヘリテイジ912は、ベスト型といわれる、ペンの両端が丸くなっていない形。
ちなみに先にヘリテイジ912を挙げたのはベスト型のほうが見た目が好きだからです。
PILOT カスタム742 PO
先ほどと同じ、14K10号のPOというペン先。
ぼくはヘリテイジ912を先に挙げましたが、ぼくの周りではカスタム742のほうが人気が高いです。
ボディの両端が丸い、所謂バランス型。
ペン先も金色です。
金色のペン先がいいとか、バランス型が好きな方はこちらを。
プラチナ万年筆 プレジデント
ここに挙げている万年筆の中で、唯一の18金ペン先。
軸の色もブラックとワインレッドから選ぶことができます。
18金でありながらこの値段。本当にありがたいです。
プラチナ万年筆 #3776 CENTURY 薫風
薫風はペン先のラインナップが少し不思議で、超極細、細字、中字だそうです。
極細(EF)は無いようです。
ボディがきれいな緑。重さは20.9gなので、見た目よりも軽そうですね。
ペン先やクリップのシルバーとよく合っています。
PILOT カスタム743 PO
定価30000円。ここに挙げた中で最高額です。
カスタムヘリテイジ921やカスタム742より大きい14K15号のペン先です。
以前別の字幅を試筆したとき、ペン先があまりに立派で圧倒されました。
手に持っただけで萎縮してしまって「自分が持つにはまだ早い」と感じました。
それからしばらくたつので、また手に取ってみたいです。
手帳に書き込むのに使いたいので、もう少し気軽に使えるものがいいかなあ。
パイロット FKK-3000R-B-PO万年筆 カスタム743 ブラック
まとめ
- 一番の狙いは「セーラー万年筆 細美研ぎ」
- #3776 CENTURYは軸の色が5色から選べる
- 薫風はいつか持ってみたいボディ