FTXがついにメンズメイクのプロの方にメイクを習えることになりましたー!
前提と経緯
私は、自分の性別について「自分の性別はよくわからないけど、女性だと納得したことはない」と思っています。
それでも「女性装できないほど、女性性を受け入れられないわけではない」という理由で、女性装をして生きてきました。
それが、先日のまっすぐ太めの眉を描いてみたら新たな世界が開けた体験 以降、「自分の求める外見」を目指して、
- トラシャツを試したり
- 着られそうなメンズ服を探したり
- シークレットスニーカーを探したり
- おしゃれなboys服のお店に試着に行ったり
していました。
なかでも迷走したのがメンズメイク!
困り果てたので、株式会社MBPのタカハシさんというメンズメイクのプロの方にレッスンを依頼しました。「骨格完全に女なんですがメンズメイクを教えていただけませんか」というレア案件を受けてくださり感激しました。(いずれ前日譚も書きたいな。)
ついに初回、行ってきました!!!
びっくりしたこと
タカハシさんのメイクが自然すぎる
お会いしてすぐに眉は描いていらっしゃるのがわかったのですが、他は何かされてるのか分からなかったので伺いました。
「フルメイクでしてますよ。アイシャドウとかも全部やってます。」とのこと。えええー。
(私にとって、アイシャドウとは主に「目の上キラキラ」なのです。)
その後、隙をうかがって間近で見ましたが(!)、全然わかりませんでした。
「ありえない色が乗っかってる」ならば「なんか塗ってる!」と分かるのですが、それがないのです。
「ここにこれ塗ってますね」がないのに、盛れてる。(タカハシさんのすっぴん、YouTubeでしか見たことないですが。)
不思議だなぁ。
使ったことのない色のファンデ
女性メイクで培われたわたしの先入観は、
- 色白最高
- オークルはお年を召した方向け
- BAさんの「白いからピンクオークルが似合いますね!」は褒め言葉のように使われている
- 「肌がワントーン明るく見える」は、良いこと
です。BAさんに合うと言われればピンクオークルを買ったりしていました。たぶんイエローベースですけどね!
「健康的な肌色」みたいな色って、試したこともありませんでした。
今回タカハシさんが出してくださったファンデーションは、黄色い!
メンズメイクでは、首元よりワントーン暗いカラーで大丈夫なのだそう。(首元と同じ色味のファンデを塗ると、顔は首元より光が当たるために顔のほうが明るく見える)
「一般男性によく使う色」も見せていただきましたが、すごくはっきり色味のある色でした。見た瞬間、「茶色…」と言ったくらい。
ファンデーションとして市販されているカラーリングなんですけどね。
さらにびっくりしたのは、色味の強いファンデーションのカバー力!!
今まではファンデの後にコンシーラーをたくさん使っていたのですが、タカハシさんに出していただいたファンデを塗ると色ムラが一気に均一に。
コンシーラーは、目の下の青クマにちょこちょこっと。
これだけで、ムラのないいい感じの肌が完成!
しかもメイク感がない。
褒められる
女性のメイクは楽しくなくてサボり気味だったけど、それでも10年以上顔に色々塗ったくってきたわけで、ファンデだって延べ1000回は塗ったことがあります。
なので、だいたいなんでも褒めてもらえるのです。
不器用なほうなので、普段なにかに初めて取り組むときは、
教えてもらう→「ちょっとやってみて」→「あーー違うそうじゃなくて」→『すみません練習しておきます!』
がお決まり。
それが、メンズメイクのレッスンでは、
「ちょっとやってみて」→「OKですね」
……嬉しいけど、なんだか慣れません。笑
ま、小学校1年生の教科書を、高校生(勉強しはじめて10年以上)がやってるようなものなので、褒められても浮かれている場合ではありません!笑
まだベースメイクしかしてないのに
1回目のレッスンはベースメイクのみでしたが、これでも私にとっては、「全然かっこいい」って感じです。(←何もしない時と比べて、ですよ!)
しかも、「頑張っている感じ」がないのです。
しかも、早い。工程が少ない。不器用でもできる!
(タカハシさんは自身のメイク15分でしていらっしゃるそうです…)
まとめ
- 女性のメイクとメンズメイクは別の世界!
- メンズメイク、楽しい!
(そうそう、メンズメイクと男装メイクも、別物なのだそうです。)
次回は眉の描き方を教わります。
かっこよくなっちゃるぞー