前回、こんなかんじの記事を書きました。
>> 慢性頭痛・肩こり・眼精疲労の原因は眼瞼下垂かも。眼瞼下垂と治療法の話
今日は、「眼瞼下垂かも?」「チェック基準は?」「保険適用とあるけど保険適用でない場合もあるの?」「違いは?」などの疑問の答えになる記事を書こうと思います。
注意!
この記事で紹介するのは、あくまでセルフチェックです。
保険適用で手術ができるかは、医師の診断によります。
眼瞼下垂かどうかのセルフチェック
眉を指でおさえて、目を開けてみる
鏡の前に立って、目を自然に閉じ、眉が動かないように指で押さえます。
その状態で目をあけて鏡を見て、黒目がどこまで出ているか見ます。
黒目が8割くらい出ていれば正常です。
黒目が露出している部分が8割より少ない場合、眼瞼下垂の可能性があります。
まぶたの皮膚が伸びているだけ? 上眼瞼皮膚弛緩症
上眼瞼皮膚弛緩症というのは、こんな症状
眼瞼下垂と似たものに、眼瞼皮膚弛緩症(がんけんひふしかんしょう)があります。
小難しい名前ですが、上瞼(うわまぶた)の皮膚が伸びちゃって(弛緩して)視界を遮っている状態です。
併発していることも多くあり(自分も併発でした)、眼瞼下垂手術のときに皮膚を切り取ってもらうことで皮膚のたるみも治すことができます。
皮膚が伸びているだけでも、おでこの筋肉ががんばって目をあけようとするので、眼瞼下垂と同じように頭痛・肩こり・眼精疲労を引き起こすことがあります。
- 上眼瞼皮膚弛緩症
- 眼瞼下垂
- 両方を併発している
のセルフチェック方法を説明します。(セルフチェック方法であり、医師からもらう診断ではありません)
眼瞼下垂のない上眼瞼皮膚のチェック
上に挙げた、「眉を指でおさえて目をあけてみる」で黒目が半分以上隠れていた人が対象です。
今度は、目を自然に閉じて眉を指でおさえ、上瞼の皮膚を指を滑らせて持ち上げます。
(眉を人差し指で押さえて、瞼の皮膚を中指で持ち上げるとやりやすいです。)
皮膚は、「これ以上引っ張ったら目が開いてしまう、より少し前」まで上げます。
その状態で、目を開けてみてください。
結果を↓で確認してくださいね。
詳しくはお医者さんへ
上に挙げたのはあくまでセルフチェックです。
保険適用で手術ができるかどうかは、そのお医者さんの診断次第です。
頭痛や肩こりで悩んでいる、原因が眼瞼下垂かもしれないと思う人は、病院に行ってみてください。