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聴覚過敏がMRIの轟音に晒されたあとに起こった症状

先日、MRIによる検査を受けてきました。

MRIというのは、磁器を使ってレントゲンのように身体の内部を写すもので、筋肉の炎症の様子が分かるんだそうです。
MRI撮影では、大きな音のする機材に入っていなくてはなりません。

聴覚過敏がMRI撮影をしたらどうなったか、記録しておこうと思います。

目次

メディカルスキャニングセンターに着いてから出るまで1時間40分

全体の流れは、問診表記入→診察→着替え→撮影→着替え→支払いとCD受取、でした。
着替えてからまた着替えに戻るまでに40分以上かかりました。

その40分以上のあいだ、すっごいうるさい筒の中に入れられて、その筒をすっごいうるさい機械が往復して撮影が行われるので、すっごいうるさいです。

MRI撮影中の音を具体的に描写してみる

MRI撮影時に聞こえる音の種類

部屋に入ったときから最後までずっと、「ボン プシュー(空気が抜ける音?)ボン プシュー」という音が繰り返されていました。バスドラムとスネアみたいな。誰かがボイスパーカッションしている妄想をして対抗しました。

それと、ウィーンウィーンゴゴゴゴゴと機械が動く音(自分が乗っている台が動くときも音がする)、

あとは「ビービービービービービー」というブザー音みたいな音。250Hzくらいだと思う。もう少し高いと警告音とかに使われそうな音。矩形波みたいな音。
B3とC4の間くらいの音と、B♭3とB3の間くらいの音。
それが、ロングトーンの「ビーーーー ビーーーーー ビーーーーー ビーーーーー」と短い「ビービービービービー」がランダムに繰り返されます。短いほうの「ビー」を一拍とするとBPM112くらい。音楽のプロの友人によると7拍子だそうです。
ときどき2種類以上の不協和音になります。

それと、「機械がうるさいので」と、頭にヘッドホンをつけられ、ここから音楽が流れてきます。(が、ビーーーーやビーにかき消されるくらいの音量です。)

同時に聞かされたぼくの反応

「大洪水じゃん!どれか一個にしてよ!せめて音楽要らなくない?!」と心の中で叫び、「いやいや、誰かがボイスパーカッションしてくれてるし我慢しよ」と思って耐えました。

個人的には、ドライヤーや赤ちゃんの泣き声、子供のわめき声よりはかなりマシでした。少なくとも「早く出してくれ!!」という感じはなかった。
「ああ、うるさいなあ」というくらい。

音が大きいので、常に飲み込まれている感じはありました。

終了後の頭痛

終わると、ぐったりしていました。
「着替えてください」と言われたのですが、着替えスペースにとりあえず座り込んだくらいです。

のろのろと着替えを終え、待合室に戻ると、頭の重みが襲ってきました。ズーーーーーーーーーンという感じ。
しばらくして、頭がとても痛いことに気づきました。
この流れ、ぼくはよく知っています。
オーケストラを聴いたり、ライブに行ったり、映画を見に行った後に訪れるタイプの頭痛です。

情報処理できない量の音に晒されたときに起こる頭痛です。

そのあと1時間ほどしても全く頭痛はよくならず、タイレノールを1錠飲みました。
(耳栓をつける知恵をつける前は、映画のたびにタイレノールを飲んでいました)

タイレノールで痛みは少しマシになりましたが、頭は重いまま。
食欲もあまりありませんでした。

10時間半の熟睡

帰宅後も何もする気にならず、早めに休みました。

次の日、目覚めると09:00を過ぎていました。10時間半以上眠っていました。
普段こんなに寝ないので、びっくりしました。

さらに、起きてみても頭が重だるく、ぐずぐずと午前中を過ごしてしまい、昼過ぎにカフェインを摂ってようやく少しスッキリしました。

まとめ

  • MRIは、(個人的には)とりたてて辛い音質の音ではなかった
  • とにかくいろんな種類の大きい音が同時にする
  • まる1日くらい寝込む余裕を持ちたい
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