今日は、そんなものを書いてみます。
高1の12月に落ちこぼれたところから、独学で這い上がりました。笑
英語がだんだん嫌いになった中学時代
母に叱られてだんだん英語が嫌いになった
中1のときに数学が好きになり、理系に進もうと考えていました。
しかし母は、僕が文系に進むと思い込んでいました。
さらに、公立中学出身の母は、英語は常に95点以上を取っていたのだそうです。
そのため、
「数学はそのうち絶対わからなくなる」
「英語で満点とれないでどうするの?」
と、母にしかられ続けていました。
最高点 90点台くらい
私の点数 70~80点前後
平均点 60点台
だったので、英語は「全然できない」というわけではありませんでした。
しかし、母に怒られつづけて、英語はどんどん嫌いになりました。
(反抗期でもありました。)
読めている実感がない
正直、英語の勉強はもともと好きではありませんでした。単語を覚えても文章が自力で読めない。なんとなく意味は分かるけど、合っているか自信がない。読めている実感がない。
授業中に先生が言う和訳を行間に書き込み、「どういう話なのか?」をようやく理解する程度でした。
高校1年、「授業についていけない」の初体験
ナメていたら置いていかれた、英文法の授業
高校生になり、英文法の授業が始まりました。
はじめのうちは、「SVとか、簡単じゃ~ん!!」と思って余裕をこいていたら、あっという間にわけがわからなくなりました。
英文読解の英文には、動詞も3つくらいあって、ごちゃごちゃ。
先生「ここは、関係代名詞の省略ですね」
私の心の声「なんでわかるの?????」
話のオチが分からない。みんな笑ってるのに。
高校1年の12月、なんとなく苦手だった英語に、危機感をおぼえる事件が発生しました。
授業では、教科書の新しい単元に入る時に、全員でネイティブが読んでいるCDを聞くのです。
その日の文章は、どうやら最後にオチのある話だったんですね。
で、みんな、最後のパラグラフで笑っているのです。先生ももちろん。
僕は、話が全然わからないのだから、笑えるはずがありません。
僕は自力で英文を読むことが、まったくできなかったのです。
危機感を感じたため、本屋さんに行きました。
和田秀樹さんの『「絶対基礎力」をつける勉強法』との出会い
本屋さんで、和田秀樹先生の、勉強法の本を見つけました。「絶対基礎力」をつける勉強法という本でした。(当時は改訂前のもの)
この本に、SUPER STEPくもんの中学英文法という本が紹介されていました。これは、私が中学生の時に母が買ってきてくれた本で、「知ってる本がでている!!」と、親近感がわいたのでした。
この「絶対基礎力」をつける勉強法のなかで絶賛されている、ビジュアル英文解釈 (Part1)という本を、読んでみたいと思うようになりました。
そして、高校1年の冬休みに、ビジュアル英文解釈に取り組みました。
ノートの左ページに英文のコピーを貼り、右ページに全訳を書いていくというやり方でした。
冬休み明け、英語が読めるようになっていた
1月、授業が始まって、教科書を開くと、読めるんです!
もちろん、全部ではなかったと思います。でも、内容が掴めるようになっていました。掴めているという実感もありました。
(調子に乗って、ビジュアル英文解釈 (Part2) にもチャレンジしようとして、難しくて撃沈しました。高校2年になって再チャレンジすることになります。)
そんな感じで高校1年を終え、2年生になりました。
理系を選択したので、数学・物理・化学の勉強が忙しくなりました。
英語の勉強時間は、どんどん削られていきました。
高3の選択授業で、高2での成績によるのクラス分けがあったので、試験前はがんばりました。
晴れて、高3で上のクラスになり、PROGRESS IN ENGLISHのBOOK6というテキストをもらいました。
(これが、私が受験生の間ずっと音読した、メインの教科書になりました。)
教科書の音読とシャドウィングをしまくった高校3年
PROGRESS IN ENGLISH BOOK6との出会い、音読
私が高校3年生で受けていた、英語の授業。
成績順にクラス分けされ、晴れて上のクラスになれた私は、PROGRESS IN ENGLISH BOOK6(以下プログレス)という教科書を手にしました。
(プログレスは少し古い教科書で、最近はどうなっているか分かりません。
たぶん母校の教科書はNEW TREASUREに変わっていると思います。)
今井宏先生が今度こそ「英語は、大丈夫。」(改訂され、現在はさあ、音読だ ~4技能を伸ばす英語教育法~になっています)の中ですすめている音読について、私はプログレスでやることにしました。
1回音読するごとに、ページの下にこういうスタンプ(浸透印がおすすめ)を押していました。
英文法・語法や受験向けの対策もちょっとやりました
また、英文法の勉強として、大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ)を答えをすべて覚えるまで解きました。
(くわしい取り組み方も、いずれは紹介したいです。)
夏休みには、東大受験のために、Z会の東大英語も取りました。
きつかったけど、やっぱり取ってよかったかなぁと思っています。
勉強する時間が増えるにつれ、頭痛や肩こりがとても酷くなってしまい、9月末に指定校推薦を取ることになりました。
大学に入っても、困ることはなかった
合格が決まってからも、30回音読できなかったプログレスの残りを音読したり、テープを聞いたりしていました。
発音もよくなったんじゃないかな、と思います。
(発音はフォニックス<発音>トレーニングBOOK )
大学の習熟度別の授業で、一番上のクラス(帰国子女が大半)に入れられてしまい苦労するくらいには、英語ができるようになりました。
まとめ
- みんなが笑うオチで笑えなかったときに危機感を感じた
- ビジュアル英文解釈を全文訳した
- 高3は音読ばかりしていた