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慢性頭痛・肩こり・眼精疲労の原因は眼瞼下垂かも。眼瞼下垂と治療法の話。

約2年前、眼瞼下垂(がんけんかすい)の手術を受け、慢性的な頭痛に悩んでいたのに9割が解消しました。

今日は、そのいきさつ・眼瞼下垂の概要・治療法(手術)について書きたいと思います。

目次

週5で頭痛の頭痛持ちだった

物心ついたときから、肩こりでした。

頭痛が気になり始めたのは中学2年生ごろ。
頭痛薬を常備するようになりました。

高校に入学し、勉強時間が増えたころから頭痛も悪化。
鞄には、セデス・イブクイック・ロキソニンと胃薬を常備。
頭痛薬のことにやたら詳しくなりました。

高校生から眼瞼下垂手術を受けるまで、約10年間、週5で頭痛でした。

頭痛薬の飲みすぎが良くないことも知っていたので、軽度のときは頭痛薬を飲まないようにし、そのせいでただベッドで寝ていた日も幾度となくあります。

出会いはNHKのためしてガッテン

25歳ごろ、夕飯を食べながら何となくためしてガッテンを見ていたところ、
頭痛や肩こりの原因になると紹介されていたのが「眼瞼下垂(がんけんかすい)」でした。

「鏡の前で、眉を指で押さえた状態で目をあけて、黒目が半分以上隠れているなら眼瞼下垂」のような説明をされていました。
その場でやってみて、あてはまると思いました。

ためしてガッテンでは、眼瞼下垂由来の頭痛や肩こりの改善方法として、手術以外にアイプチやアイテープ(若い子が二重にするためにやるアレです)を老若男女にすすめていました。

眼瞼とは何ぞや、下垂とは何ぞや

眼瞼(がんけん)とは、まぶたのこと。
まぶたの内側にある眼瞼挙筋(がんけんきょきん。眼瞼=まぶたを挙げる筋肉)という筋肉が伸び縮みすることで、瞼はあいたり閉じたりしています。

普段、目をあけているときは、「眼瞼挙筋ががんばって縮むことで、瞼を持ち上げている」のです。

この、「眼瞼挙筋の縮みによる瞼の持ち上げ」が足りていないのが「眼瞼下垂」です。がんけんかすい、と読みます。
「眼瞼挙筋ががんばっても、目が十分に開かない」ということです。

眼瞼挙筋ががんばっても目が十分にあかない場合、ほかの筋肉ががんばって目をあけようとします。
たとえば、おでこの筋肉ががんばって縮み、眉から全体を持ち上げる感じで目をひらきます。
すると、眼瞼下垂の人が「ふつうに目をあけている状態」のとき、おでこの筋肉は常に「びっくりしたときに眉毛まで上がってる感じ」になります。

おでこの筋肉が常に必要以上に頑張ると、その凝りが頭や肩の血行も悪くします。
それが、頭痛や肩こりを引き起こすことがあります。

何故僕は眼瞼下垂になったのか

自分が眼瞼下垂になった理由を少し考察します。僕の例であって、他の原因で眼瞼下垂になる人、先天的な眼瞼下垂の人も多くいます。
眼瞼下垂の治療法を早く知りたい方はこの項目は飛ばして次の「治療法は二重形成(全切開)と似た手術」をお読みください。

まず、生まれた時から、かなり重めの一重でした。瞼の下のほうが分厚くて重い感じです。

そして、最大の原因だと思うのが花粉症を含むアレルギー。それと、それに中々気づかなかったことです。

今おもえば、物心ついたときから花粉症で、猫アレルギーでした。
幼稚園のときから、目をこすりながら猫を触っていたし、公園の草地に突っ込んではくしゃみを連発していました。(すすきとかがボーボーに生えてるあれ。かくれんぼに最適。)

しかし、アレルギーというものを知らなかったので、それを避けることを知らず、くしゃみを連発し、腕や脚を掻き、目をこすりまくっていました。

子供の皮膚は柔らかく、筋膜もやわらかいのだそうです。
こすりまくったせいで、皮膚も筋膜も伸びてしまったのだと思います。
事実、幼いころからのアルバムを見ると、年を重ねるごとに目が細くなっていています。

医師に聞いたところ、こういう原因で眼瞼下垂になる可能性は十分あるそうです。

治療法は二重形成(全切開)と似た手術

眼瞼下垂は、保険で治療することができます。部分麻酔の手術です。

瞼の、まつ毛の数ミリ上のところを切り、眼瞼挙筋を引っ張り出して糸で結んで縮めます

どこかに出ていたたとえですが、「のびてしまったパンツのゴムを、短く結べばまた少し使える」ということです。

今は、切らない手術や、ほかの術式もありますが、「糸で結んで縮める」方法がまだ一般的のようです。
ぼくが受けたのもこれです。

アイテープやアイプチじゃだめなのか

ぼくはためしてガッテンを見てからしばらくの間、アイテープをしていました。
これは、効果がありました。頭痛が減ったのです。

しかし、テープにかぶれたのか、瞼がつねに赤く、重くなってしまい、それをカバーするためにより強力なテープが必要になりました。

「まぶたを痛めつけてるだけだし、より強いテープを使っていったら皮膚がどんどん伸びるのではないか」と考えて、眼瞼下垂の手術を検討することにしたのです。

検討・手術・術後の様子をより詳しく知りたい方は、「眼瞼下垂手術を保険適用で受けた体験談」シリーズをぜひご覧ください。>> 「眼瞼下垂手術を保険適用で受けた体験談」シリーズ始めます (執筆中)

手術を受けて頭痛は週1に!

眼瞼下垂の手術を受けたあと、頭痛は激減しました。
週5の頭痛が週1になり、頭痛薬もロキソニンはやめて、タイレノール(効き目が弱い。胃に優しい)で済むことも増えました。

長時間のPC作業をしない日は、肩こりも気になりません。
(長年の肩こりのせいで、多少の肩こりには慣れてしまった可能性もありますが。)

アイテープを使用しなくなったため、瞼の上の赤みも改善。

QOLが向上しました。

まとめ

  • 頭痛や肩こりの原因(の一部)は、眼瞼下垂かもしれない
  • アイテープでも改善できるが、根本的な解決は手術
  • 眼瞼下垂手術で頭痛は激減した

 美容外科の名医が教える 「切らないで治す眼瞼下垂」の本

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