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聴覚過敏がイヤーマフとノイズキャンセリングヘッドホンを買ったので違いを比較するよ!

イヤーマフX4AとヘッドホンQC35IIを横に並べて上から撮った写真。QC35IIは畳まれている。
聴覚過敏のかおるんです。
イヤーマフを購入したので、既に持っていたノイズキャンセリングヘッドフォンと比較したいと思います。
参考▶ イヤーマフX4A (3M) デビュー!ノイズキャンセリングヘッドホンとの使い分けかた-聴覚過敏によるイヤーマフレビュー-

今回比較するのはこの2つ。

目次

重さは約235グラム。イヤーマフX4Aのほうが軽い!!

重さを測ってみたところノイズキャンセリングヘッドフォンが235.8グラム、イヤーマフが234.8グラムでした。

イヤーマフのほうが軽いとは! 驚きの発見でした。

▼ノイズキャンセリングヘッドホンBOSE QC35IIは235.8g
BOSE QC35IIをはかりに乗せた写真。235.8gを示す
▼イヤーマフX4Aは234.8g
イヤーマフX4Aをはかりにのせている。234.8gを示している。

イヤーマフの方が見た目が大きいため、また色が黒いため重そうに見えるのだと思います。

実際にはノイズキャンセリングヘッドホンは電子回路やバッテリーが内蔵されているので、その分が重いのだと思います。

持ち運びやすさはノイズキャンセリングヘッドホンの圧勝

ノイズキャンセリングヘッドホンは持ち歩くときには畳むことができます。

たたむと厚みは4.5cm程度で、A5サイズに収まるくらいです。
厚めの単行本を1冊入れるスペースがあれば、持っていくことができます。

▼ヘッドホンを畳んだときに最も厚みがあるハウジング(耳にあてるところ)の厚みは4.5cm
(奥でイヤーマフに支えてもらっています。笑)
BOSE QC35II を畳んだ場合、もっとも厚いハウジングの厚み。4.5cmを示す

イヤーマフは、畳むことができません。
畳めるイヤーマフもありますが、3M PELTORは畳めません。

▼3M  PELTOR X4Aは、厚みはもっとも厚いところで9.5cm程度。
イヤーマフX4Aを持ち歩く際に最も厚い部分の厚み。9.5cmある。

両者を畳んだ場合の厚みを写真で比較してみます。

▼左はBOSE QC35II(4.5cm)、右は3M PELTOR X4A(9.5cm)
BOSE QC35IIとイヤーマフ3M PELTOR X4Aの持ち歩き時の厚みを比べるために床に並べて横からとった写真。

かなりの差があります。

性能差。イヤーマフはヘッドホンの苦手な「ひとの声」の遮音が得意!!

BOSE QC35IIをノイズキャンセリング機能をオフにしたときは、X1Aとおなじくらいだと思う

まず、ノイズキャンセリングヘッドホンBOSE QC35IIを、そのままで使う(ノイズキャンセリング機能をオフのまま使う)ときの遮音性能は、個人的な感覚ではX1Aと同じくらいだと思っています。

X1Aは今回購入したX4Aと同じシリーズで、その中で最もコンパクトで、ゆえに遮音性能が最も低いタイプです。NRR値は22dBです。

そのくらい、QC35IIのハウジング部分は耳をすっぽりと覆ってくれます。

でも、そのへんの耳栓のほうが遮音性能は断然高いです。

BOSE QC35IIのノイズキャンセリング機能をオンにしたときの遮音性能をイヤーマフと比較する

QC35IIとイヤーマフX3Aの遮音性能は数字としてはきっと似通っていますが、遮音する音の得手不得手が異なります。

店頭で試着もしたイヤーマフX3Aと、QC35II、今回購入したX4Aの遮音性能を比較します。
店内の足音などの雑音と、人の話し声を、そのまま聞くときの音量を5として、アイテム装着時にどのくらいの大きさで聞こえるかを数字で書いてみました。

尚、ぼく個人の感じ方による比較です。

店内の足音などの雑音(5) 人の話し声(5) 頭の締め付け
X3A 少し小さくなる(3.5) 少し小さくなる(3.5) 強い
QC35II(オン) かなり小さくなる(2.5) 少し小さくなる(4)
X3Aより劣る
あるが、快適
X4A かなり小さくなる(2) 小さくなる(2.5) 強い

QC35IIは足音などの雑音や電車の走行音は小さくなりますが、人の話し声のカットは苦手。

それに対してX4Aは人の話し声をある程度小さくしてくれます。
内側に耳栓をつけることで、さらに効果的に遮音することができます。

電車で泣きわめく子供の声が、イヤーマフX4A+モルデックス耳栓でほぼ聞こえない

X4Aを購入した日の帰りの電車で、泣きわめく子供と同じ車両に乗り合わせました。
いつもだったら即座に車両を移るのですが、この日はイヤーマフの性能を確かめることにしました。

イヤーマフX4Aとモルデックス6608(CamoPlugと書けば分かる人もいるかも。迷彩柄のもの)を同時につけてみたところ、

車両の端にいる泣きわめく子供の声が聞こえない!!! のです。

上手く電車の走行音でマスキングされていたことや、聞かないようにこちらができるだけ気をつけていたためでもありますが、この性能には驚きました。

逆に、ノイズキャンセリングヘッドホンを使っていたら、ここまで人の声が遮音されることはありません。
また、ノイズキャンセリング機能で走行音もシャットアウトしてしまうため、聞かないようにするのが難しかったかもしれません。

モルデックスの中では押しつぶしやすく、ふんわり膨らむため圧迫が弱め。
耳の小さい僕は愛用しています。

イヤーマフは日常で持ち歩くには大きいため、映画やライブに行くときにだけ持って行きます

使い分けとしては、日常的に持ち歩くのはノイズキャンセリングヘッドホンQC35IIだなと思っています。

また、耳栓もサイレンシアやモルデックス#6608を持ち歩いて併用していこうと思っています。

先日、映画にイヤーマフX4A+サイレンシアで臨んだら頭が痛くならなかったため、大きな遮音効果を望む場合はイヤーマフを出動させようと思っています。

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