「ひとさまのブログを読んで、ブログの書き方を学ぶ」企画の第三弾です。
今回は、KeiKanriのブログを分析して学びたいと思います。
第一弾▶ jMatsuzakiのレビュー系の記事を分析してみる -ブログの書き方研究-
第二弾▶ jMatsuzakiの「生き方」系の記事を分析してみる -ブログの書き方研究-
取り上げる記事はこちら
▶ ブログを2日に1回更新するなら毎日30分書くの方が絶対に良い理由
▶ 私の大好きなコンビニで買える最強のグミ5選
これらを選んだ理由は、単純に僕が「2日に1回更新するなら毎日30分書くほうがいい理由」を知りたいからと、ぼくがグミが好きだからです。
「ブログを2日に1回更新するなら毎日30分書くの方が絶対に良い理由」
まずはこちらから。
ブログを2日に1回更新するなら毎日30分書くの方が絶対に良い理由
項目としては、トップ画像は、ブログを書いているヒゲの方(柬理さんではありません)。前書きが485字。
- 2日に1回更新は3日に1回になり結局更新しなくなる 545字
- 1日30分のブログ執筆は更新できなくても次の日はあともう少し書けばいいだけ 367字
- 1日30分書く習慣で久々に毎日更新が続いています 341字
1730字ほど。
冒頭、「ブログは毎日更新するべし。」が太字で書かれていて、ぎくっとします。
まあ、そうなんだけどね~と言う気持ちです。
冒頭は、はじめた頃は毎日更新してたけど→その後は毎日更新チャレンジになかなか成功しない→最近「毎日30分書く」にしたら毎日更新できている→その理由を説明しましょう
ちなみにここで「毎日30分書くのと、2日に1回1時間で書くのはたいして変わらないように思えるよね?」というようなことも書いてあるので、「たしかに!なんで?!」と思います。続きを読みたくなります。
章立ては簡潔です。
1が「2日に1回がダメな理由」、2が「1日30分のメリット」、3がまとめです。
しかも、1の見出しには「2日に1回更新は3日に1回になり結局更新しなくなる」、2の見出しには「1日30分のブログ執筆は更新できなくても次の日はあともう少し書けばいいだけ」と、先にネタばらしをしてしまっています。
ブログのネタを常に探したり見つけることができるブログ脳と執筆のスピードやまとめる力であるブログ筋がぐんぐん成長する
ブログの書き方の研究と関係ないですが、書き続けていくとブログ筋が育つというのは嬉しい情報ですね。そういう思考回路が発達していくということでしょうか。
私の大好きなコンビニで買える最強のグミ5選
私の大好きなコンビニで買える最強のグミ5選
次はこちらの記事を見ていきます。
トップ画像はグミ。ハリボーのグミにグミのくまさん。
前書きは263字。「グミの新商品が発売されれば美味しくなさそうと思った商品でも必ず購入して食べるようにしています」の文が面白く、ひきこまれます。
そして、情報に信頼がおけるなと思います。
自慢のようなものではなく、ちょっと笑えるような、信頼性を高める文章は効果的だなと思います。
目次はありません。
- グミを食べすぎて糖質制限が不可能な私の大好きなグミ5選 写真のみ
- ノーベル 男梅グミ 246字
- 春日井 つぶグミソーダ 279字
- UHA味覚糖 コロロ グレープ 303字
- ノーベル ちびサワーズ ドリンクアソート 242字
- 明治 コーラアップ 255字
併せて1588字です。各項目は全て3段落。構造を見ていこうと思います。
ラインマーカーをひいたのは、この見出しの中で最も言いたいこと、すなわち「このグミが好きな理由」を書いてある項目です。
ノーベル 男梅グミ
- どれだけこのグミを頻繁に食べているか
- グミの特徴
- まとめ。このグミを頻繁に食べていること
春日井 つぶグミソーダ
- このグミが好きであること、グミの一般的な説明
- このグミが好きな理由
- 他の味の紹介と、その中でソーダが好きであること
UHA味覚糖 コロロ グレープ
- 初めて食べたときはこのグミはあまり好きではなかったこと
- 何故このグミが好きになったか
- 亜種の紹介と、それを除外した理由(間接的に、このグミをランキングに入れた理由)
ノーベル ちびサワーズ ドリンクアソート
- 本当はマスカット味が好きだが販売していないこと(間接的に、このグミをランキングに入れた理由)
- 味の紹介
- このグミをどのように食べるのが好きか
明治 コーラアップ
- このグミの印象
- このグミが好きな理由
- まとめ。グミの王道であること
一見、章立てに関連性がないように思えますが、1が導入、2が言いたいこと、3がまとめになっていることがわかります。
jさんのブログ研究から、「見出しで言いたいことを書いてしまい、本文で掘り下げる」という形があることを学びましたが、
掘り下げの構造に詰まったときは「導入→最も言いたいこと→まとめ」の形が使えます。
「最も言いたいこと」は、見出しに書いたことを、より詳しく、自分の言いたい言い方で(自分の論理の中で)言うのが良さそうです。
単純な言い換えではないところがミソだなと思います。
見出しでは、だいたいではありますが字数の制限があります。しかし本文には字数の制限がありません。
この記事は、記事自体のまとめがありません。無理矢理まとめをつけるような記事よりもよっぽどいいなと感じました。
無理にまとめをつけるのはやめようと思います。
KeiKanriはとにかく読みやすい
全体を通して最も感じたことは「とにかく読みやすい」ことでした。目や頭がストレスなく文章を追うことが驚きでした。
段落の分け方や章立てを見てみましたが、それだけではとらえられなかったと感じます。
今度、模写(パソコン上で書き写す)や、文ひとつひとつの構造を見ていくなど、ミクロな視点からも分析してみたいと感じました。
段落や章立てから感じたことは、「言いたいことひとつ」をとにかく伝えることの大切さです。
また、章立てや段落の構成では、よく3という数字を目にしました。
- (前書きに結論を書く)
- 1つ目の見出しで2つ目(最も言いたいこと)への導入を書く
- 2つ目の見出しに最も言いたいことを自分の言葉で書く
- 3つ目の見出しでまとめを書く
や、
- (見出しに結論を書く)
- 1つ目の段落で、2つ目の段落への導入を書く
- 2つ目の段落で、最も言いたいことを自分の言葉で書く
- 3つ目の段落でまとめを書く
の構造は、使えると思いました。