ここ1か月で赤チャートと青チャートを計600題以上解いたので比較とおすすめを書く |大学受験数学

こんにちは、かおるんです。

ここ1か月で、赤チャートを500題以上解きました。
I・A・IIをほぼ全部、BとIIIはちょこちょこ。青チャートは赤チャートの難しい問題に疲れてきたときに分野ごとに取り組み、100題以上をこなしました。

学生時代は青チャートをずっと使っていて、今回はじめてこんなに両方を解いたので、

  • 青チャートと赤チャートって結局どう違うん?
  • ○○大学に行きたいんだけどどっち使えばええのん?
  • 赤チャートと青チャートって両方やったほうがいいの?

という疑問にようやくお答えできるなと思い、キーボードをたたいています。

具体的には、こんな感じの王道ルートを想定していて、

  1. 教科書(+学校の問題集とか)
  2. チャート式
  3. 一対一対応の演習
  4. 新数学スタンダード演習 (以下、新スタ演)
  5. 新数学演習 (以下、新数演)

これを王道ルートと言われて何のことやらサッパリ分からない人がいたら、別記事を書くので待っていていください。
(ちなみに、1~5を全部やる必要はないです。早慶までで数学を得点源にしないなら『一対一対応の演習』まででもいいし、東大で高得点取りたいなら新数演までやってもいいし。個人的には現役生は東大でも新スタ演まででいいと思っています。プレ模試とか過去問とかも繰り返し取り組んだほうがいいので。)
この中の「2」で何を選ぶかという話をします。

この記事を下まで読んで、具体的な質問があったら TwitterのDM か、ページ右上の「お問い合わせ」からお寄せください。

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学校の勉強や受験の基礎には青、数学が好きなら赤

結論を先に書きます。「学校の勉強や受験の基礎には青、数学が好きなら赤」です。
(どういう意味で「数学が好き」と言っているかは後で書きます。)

受験のために使うなら、青チャートで十分です。
たとえば東大とかを目指す人でも、ごく一部の天才以外は赤チャートでは足りないので、結果的に『一対一対応の演習』をやるとか塾に通うとかすることになるので青チャートで足りるのです。

青チャートの後に『一対一対応の演習』をやるなら、赤チャートとのギャップは埋まります。
具体的に言うと、

  • 赤チャートの基礎的な問題は青チャートにも入っていて、
  • 赤チャートの発展的な内容は『一対一対応の演習』に入っている

という感じ。

赤チャートと青チャートは、例題に関しては90%同じだと思っていいです。
青チャートは教科書にある本当に基礎的な問題が(分野ごとに)2問くらいずつ多くて、赤チャートはそのぶん、分野の最後の1~2問が発展的な内容になっているイメージです。

お弁当でいうと、漬物とデザートが違う、みたいな。ごはんの量もおかずの量もいっしょです。

赤チャートは数学好きにはたまらない内容、ただし時間があれば。

ここでいう「数学好き」というのは、数学という学問そのものが好きな、変な人みたいな意味です。
バカにしてないです、わたしもこのひとりなので。

「数学はテストで点数取れるしまあまあ得意」みたいな人は赤チャートをやらないほうがいいと思います。

そういうことではなくて、「みんなに何と言われようと、わたしはこの数学という学問がたいそう好きで、数式や数字をこねくりまわす時間が至高でたまらないのだ」みたいな、ちょっとヤバい人(誉め言葉です。わたしもそのひとりなので!)にはとてもおいしい内容だと思います。

具体的にいうと、大学でやるような内容を、高校生で扱えるような形にして例題にしてあったり、
受験当日には役に立たないかもしれない知識なんかがコラムで扱われています。
全てに取り組んだら、それはもう心ゆくまで高校数学の世界を味わい尽くせると思います。

ただ、受験生にこれをこなす時間があるかというと疑問です。
勉強に飽きたときの息抜きとして、たまに1つ2つやってみるくらいがちょうどいいのかなあ。

数学がいくら好きでも、「いまは受験勉強に集中して、○○大学の数学科に入りたいんだ」っていう人は青チャートでいいと思います。
(理性的ないい判断だと思います。)

独学者などが教科書から赤チャートにいくのは危険な気もする

一応、注意事項も書いておこうと思います。
独学者が教科書から直接赤チャートにいくのはちょっと危険な気がします。

教科書の例題や類題を解くだけでは、「基礎の基礎」の計算が身につかないと思います。
このへんは掛け算の九九と同じで、身体が先に動くくらい自然にできるようになっておきたいものです。
たとえそれが応用例題とかいう名前だとしても、です。教科書に載っているものはすべからく基礎です。

教科書のみでも考え方は身につくし、同じような問題が出たら解けるようにはなるかもしれませんが、受験において使いこなすなら、それでは不十分です。

学校で『オリジナル(スタンダード・オリジナル)』とか『4STEP』とかの問題集を使っていて、それにプラスして赤チャートというのなら大丈夫です。

そうでないなら、青チャートを一通りやっておくといいかなと思います。
青チャートは、数学の面白さに目覚めるような内容ではないですが、「戦場に向かうまえに武器をひとつひとつ身に着けていくRPG」のような堅実さがあります。
学生時代に青チャートをやっていたときは、一歩一歩足腰が強くなっていくような実感があって、ワクワクしたのを覚えています。

戦場に向かう前に武器をひとつひとつ身に着けていくRTA(リアルタイムアタック。ゲームにおいて最速でのクリアを目指す遊び方のこと。)なら、絶対に青チャート。

赤チャートと青チャートどっちがおすすめ?両方やったほうがいい?→どっちでもいいから片方!

  • 「赤チャートと青チャートどっちがおすすめ?」
  • 「両方やったほうがいい?」

みたいな疑問に一言で答えるとすると、「どっちでもいいので、片方に決める!」です。
内容は9割同じなので、両方やるのは本当に時間が勿体無いです。

「〇〇大学に行きたくて青チャートやってるんですけど、赤のほうがいいですか?」とか「〇〇大学に行きたくて赤チャートやってるんですけど、青チャートのほうがいいですか?」みたいなご質問にはすべて「そのままで大丈夫です」って答えます。

 

というわけで、

  • 実用性としてなら青チャートが圧倒的におすすめ
  • 数学が好きな変わった人で、時間に余裕があれば赤チャートでもいいかもよ

が結論となります。

参考になれば幸いです。

他にも大学受験勉強法の記事を書いています。 受験勉強の最短ルートは王道である|大学受験勉強法ポータルページ よりご覧ください。