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大学受験の塾・予備校の選びかた「数学は、手のつけかたを説明してくれる講師を選べ」

こんにちは。かおるんです。

大学受験生の中には、塾や予備校を利用しようとしているかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

塾・予備校を選ぶ基準は決めていますか?

この記事では、おすすめの「基準」を紹介します。

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目次

最難関大志望の人は数学だけ大手の塾に行くのがおすすめ。その理由は…

「塾もたくさん行く必要はない」「参考書もたくさんやる必要はない」とお伝えしていますが、
最難関大に行きたい人だけは、数学は塾に行くのもおすすめです。

最難関大というのは、旧帝大医学部や、東大・京大・東工大・一橋あたりです。
このあたりの学校は、大手予備校なら「〇大コース」のような、ひとつの大学専用のテキスト・クラスが用意されていることが多いです。

この「〇大コース」のテキストはかなり使えます。
受験を長年研究してきた大手塾が、出そうな問題や近い問題を全力で集めてきているからです。

たとえば、予備校に行くと「〇大数学問題的中!」のような広告が貼ってあることがあります。
予備校は問題が的中すればそれだけで広告になりますし、
合格者が増えればそれも広告になります。

このテキスト(要するに問題集)を手に入れるのが、最難関大志望の受験生が塾に行く最大のメリットだと考えています。

「複雑な問題に、どこから手をつけるかの思考」を教えてくれる先生を選ぶ

テキストを入手するのが最大の目的だとしても、授業も受けなければもったいないです。

「家から近い」「週1回で済む」というような理由で選ぶのも良いですが、
個人的に重視してほしいのは、
「複雑な問題の、問題文を読んで、どこからどう考えて解きほぐしていくか」を説明してくれる先生です。

なんだったら、
「この問題、ぱっと見ると○○で解けそうだと思ってやってみたんですけど、ダメなんですよね。それで、こっちの条件を使うしかないだろうなと思って問題を読み直すと……」
みたいに、失敗を説明してくれる先生のほうがいい。

「ぐちゃぐちゃの毛糸玉をきれいに巻きなおすために、最初に引っ張るべき糸の探し方・見つけ方」を教えてもらってください。

これは青チャートにもあまり載っていません。

試験問題を解くことは「青チャートで身につけたようなツールを、適切に使う」ことですが、
難関大では、「ツールをきっちり揃えていても、どのツールを最初に手に持つかがわかりにくい問題」が出ます。

このときに生かせるのが、塾の授業でやった問題と、その「手のつけかた」です。

塾が本気で問題を当てにくるとは言っても、塾のテキストと同じ問題が出る確率はそこまで高くないです。
でも、「手のつけかた、考え方」は使えます。
「手のつけかた、考え方」をなぞりながらテキストの問題を繰り返し解くことで、それをインストールできます。

通わない塾が作る「傾向と対策」はプレ模試で補う

大手塾というと、河合・駿台・Z会などですが、このうち1校に通うことになるので、残り2校のテキストは手に入れられないことになります。
(そんなにやりこむ時間もないので、1校で十分です)

他校の作る「傾向と対策」を手っ取り早く入手できるのが、「〇大プレ」などの「プレテスト」、いわゆる本番そっくり模試です。

〇大プレというのも、大手塾が全力で問題を当てにきます。
塾のテキストよりも、解答・解説が詳しいことが多いのもメリット。

受験生だったときは、河合・駿台・代ゼミと3校のプレ模試を受けました。
(〇大プレの問題は3回は解き直しましょう。)

まとめ。名物講師でなくていい、手の付け方を教えてくれる先生を

塾・予備校を選ぶときの、おすすめの「基準」は、

  • 志望校用のコースであること
  • 大手塾であること(傾向と対策の網羅性が高い、精度が高い)
  • 手のつけかた、考えかたを教えてくれる先生

となります。

他にも大学受験勉強法の記事を書いています。 受験勉強の最短ルートは王道である|大学受験勉強法ポータルページ よりご覧ください。

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